おだやかな毎日を綴ります。おだやかでない時も正直に。       


by koko_blanca
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冷やし甘酒



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おはようございます。
連日猛暑が続いていますがいかがお過ごしですか?
さて、今日は暑い日のとっておきの飲み物、
冷やし甘酒を。





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甘酒ってお正月に神社などに行くと売られていたりします。
境内で熱々の甘酒をふうふうと吹きながら飲む。
凍えた身体がじんわりと温まって... なんて、
この最高気温36度を越える暑い最中に想像したくありませんが(笑)
そういうイメージが甘酒にはありますよね。

そんな寒い冬の飲み物だと思われがちな甘酒ですが
実は、江戸時代には夏の飲み物として売られていたんですよ。
夏の間だけ『甘酒売り』が出て、冷やした甘酒を売り、
それを江戸庶民が挙って買って飲む。
そんな古くからある甘酒は夏の季語にもなっています。
でも...何で夏に甘酒を?と思うでしょ?
それは甘酒がとても栄養のある飲み物だからなんです。

甘酒にはビタミンB1、B2、B6、葉酸、すべての必須アミノ酸、
そして大量のブドウ糖が含まれています。
...ここまで聞いてピン!と来た方もいらっしゃるのでは?
そう、甘酒に含まれる成分は、病院の点滴とほぼ同じ内容なんです。

江戸時代は夏の死亡率がとても高かったそう。
そこで江戸庶民は夏バテ防止の栄養剤、飲む点滴として
甘酒を飲んでいたんですね。





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では早速、甘酒を作ります。

...と言っても作り方はとても簡単。
ただ混ぜて置くだけなの(笑)



これは乾燥玄米麹(こうじ)
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材料は麹とお粥だけ。
私はいつも乾燥玄米麹を使いますが、麹なら何でも。
スーパーにも売られていますよ。



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乾燥麹なのでお水で戻します。


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玄米麹250gにお水135ml入れてよく混ぜます。



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それを30分くらい放置。





ここでちょっと逸れますが
この頃の我が家のお米の話。

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宮城県登米郡産ひとめぼれ玄米(無農薬無化学肥料栽培)

母から送ってもらったお米を食べ終わったので
宮城県の登米郡産ひとめぼれの玄米を取り寄せました。
こちらは粒が大きくてとても美味しいお米です。
でも一つ難を言うと、籾殻が取れていない粒が結構入っていること。
選別して袋詰めする段階での話しなので小売店がしっかりしなきゃ。
せっかく美味しいお米なのだから。


さて、甘酒作りに戻ります。



お粥を炊きます。
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今回は炊飯器で炊きました。
1.5合の全粥です。




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お粥を人肌くらいに冷ましたら
先程の麹をよく混ぜます。

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それを炊飯器に入れ保温にし50〜60度に保ちます。
温度計は無くても大丈夫ですが、あれば便利です。
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炊飯器のフタを閉めてしまうと温度が高過ぎるので
フタを開けたままふきんかタオルなどを掛けておきます。
これで6〜8時間保温します。
時々かき混ぜてくださいね。



...と、これは私の冬のやり方。
今は...


朝から夕方までベランダに放置(笑)
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かき混ぜもしません(爆)



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でも夕方にはちゃんと出来ちゃうの(笑)

温度管理をしっかりしてちゃんと作りたい方は
炊飯器の保温機能を使って作ってくださいね。



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出来た甘酒は空いたペットボトルなどに入れて冷蔵庫で保管します。




まずは出来立てをそのまま頂きます。

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...うん!甘くて美味しい♪
滋養が身体に染み渡る美味しさです。



甘酒が甘いのは麹菌が分泌するアミラーゼという糖化酵素が
お米のでんぷんを分解、ブドウ糖に変えるからだそう。
だからお砂糖も入れていないのに甘いんですね。
そしてこの麹菌がお米のでんぷんを分解しながら増殖する時に
ビタミン類やアミノ酸を作るのです。
それらが全部甘酒の中に残って出来上がるというわけ。
だから甘酒は栄養がたっぷりなんです。

麹菌のすごいところはもっとあって
先に書いた糖化酵素のアミラーゼの他に、
タンパク分解酵素のプロテアーゼ、
脂肪分解酵素のリパーゼなど、沢山の酵素を産生すること。
そう、甘酒は栄養だけでなく酵素もたっぷりと含まれているのです。




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ちなみにこの甘酒、『酒』と文字がついていますが
アルコール分は0。
まったく含まれていません。
だからアルコールが苦手な方やお子様も大丈夫。

なぜアルコール分が含まれていないのに、甘酒と名がついたかというと、
昔、造り酒屋が酒造りの傍らに甘酒を作っていたからだとか
日本酒と同じ原料で長時間発酵させると日本酒になるからだとか
諸説あるそうです。

同じ甘酒でも酒粕で作る甘酒にはアルコール分が残りますので、
この麹菌で作る甘酒とは別物になります。





では冷蔵庫でひんやり冷やした甘酒を♪


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...なんて美味しいんでしょう♪
甘さの中にほんのり少しだけ酸味があって
乳酸菌飲料の味わいです。



お粥は殆ど融けてしまいますが
麹のつぶつぶが残りますので、
気になる時は茶こしで漉して飲みます。
私は漉したものをさらっと飲むことが多いのですが、
小腹が空いている時はそのまま噛みながら飲んで
お腹の足しにします(笑)
生姜やレモンの絞り汁を入れてすっきりと頂いても良いですね。



簡単に作れて栄養たっぷりの甘酒を
ひんやり冷やして冷やし甘酒に。
夏バテ防止に美味しく飲んで
まだまだ続くこの残暑を乗り切りましょう。






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*去年の日記『ぬかこさん
記念すべき第一回目登場のぬかこさんです(笑)
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by koko_blanca | 2010-08-18 15:29 | キッチンにて