絶賛 猫ノミ撲滅お掃除キャンペーン実施中 2/2
2011年 08月 03日
猫ノミ退治、撲滅に一番大切なのはお掃除です。
おはようございます。
今日も昨日に引き続き猫ノミ対策について綴ります。
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ちゅらを6月初めに拾って丸々一か月、湿度も気温も高い梅雨の時期、
本来なら爆発的に増えてもおかしくない ノミ。
段ボールに大人しく入っていないちゅらと、夜一緒にお布団で寝始めたのも一か月前。
私のお腹の辺りに潜ってくっ付いて寝ていたのですが、
それでも私は一度たりともノミに刺されませんでした。
お昼寝の時に一緒に寝ていたアケウも、痒そうにし始めたのが一か月を過ぎた件の7日。
「レボリューションした翌日は寝床にノミの死骸がありますよ。多い子なら、そりゃあもう沢山!」と、鳥肌の立つ恐ろしいことをcigarさんに言われたけど(笑)、
投与直後から数日に渡って注意して見ても一匹も見つからず。
結局、私が目にしたノミはちゅらの身体に最初に居た、たった数匹でした。
それはひとえに、毎日お部屋のお掃除をしていたからだと実感し確信しています。
梅雨の時期から今頃まで猫は換毛期。
アケウも例外ではなく非常に毛が抜けていました。
それで私は一日と置かずお部屋に掃除機を、猫ベッドには粘着テープのコロコロをかけ、
タオルの類は一週間置かずに洗濯をし乾燥機にかけていました。
その、いつもより少し念入りなお掃除が功を奏したのだと思います。
換毛期でなければこんなにお掃除もしなかったので、
もっと早い段階で家族全員、ノミの餌食でした。今思うと換毛期様様?ですね(笑)
ここで、医薬品である燻蒸・燻煙式を主とする殺虫剤、
所謂、バルサンやアースレッドの話。
お部屋に潜んでいるノミの駆除にはバルサンとよく言われますね。
また、逆に、ノミには効かないという話しもよく聞きます。
そこで、バルサン製造元であるライオン株式会社お客様相談室に
問い合わせをしてみました。
まず、ノミの成虫駆除には100%に近い、高い効果があるそうです。
それはそうですよね。医薬品として効果が認められた殺虫剤ですから。
ただし、ノミの卵、幼虫、サナギの駆除効果は無いそう。
お部屋に残っているそれらがどんどん成虫になるわけですから、
ここが「バルサンはノミに効かない」と言われる所以かもしれません。
なので、ノミの生態サイクルを考え、環境と状況にもよりますが、
最初の駆除を行った後、一週間から10日で再度行うと良いということでした。
また、使用後のお部屋はから拭きをした方が良いとか、
(通常、換気をするだけで良いとしているそうですが、赤ちゃんやペットが居る場合、
やはり拭き掃除をした方が良いとのこと)
掃除機が紙パック式の場合、もったいなくても一回毎に捨てた方が良いとか、
(うちはサイクロン式と言ったら、それであれば大丈夫と言われました。
毎回直接ゴミが捨てられる利便性の良さ、また、排気が関係すると思われます)
ノミは吸血するとすぐさま排卵をするということ、30度以上のお湯を掛けると成長が止まり、
熱湯で殺虫出来る等々、色々と沢山とても親切に教えてくださいました。
...が、私はこの類の殺虫剤は使わずに済ませたいと思いました。
まず、安全性が認められているとはいえ、
やはりケミカルであることには変わりないということ。
真意は定かではありませんが、成分は発がんの危険がある農薬だとか、
急性毒性が強く劇物に指定されているなどと書かれているサイトもありました。
使用後にどんなによく拭き掃除をしたとしても、
猫たちに万が一のことを考えたら怖くて使えません。
また、動物実験が必ずされている医薬品を使うというのも心が痛みます。
そして色々とお話しを聞いているうちに、
結局何よりお掃除が一番大切なのだとわかったんですね。
なのでその通り、「ノミ駆除に一番大切なのは結局、お掃除なんですね?」と伺ったら、
「その通りです!」と強く(笑)おっしゃいました。
やはりノミの基を絶った後はお掃除が一番重要であり効果的なのです。
幸いなことにノミの数は多くは無いと感じたので、駆除剤などは使わず、
掃除機掛けと拭き掃除で頑張ろうと思いました。
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猫だけでなく人も酷く刺されてしまう場合はノミが大量発生しています。
その時はバルサンが一番手っ取り早く、且つ有効に成虫を駆除することが出来ます。
(これは実際にバルサンで猫ノミ駆除された方の意見です)
もちろんその後のお掃除が一番大切なのは言うまでもありませんね。
さて、お掃除ですが。
普段のお掃除より大分丁寧にしています(現在進行形)。
お洗濯も然り。
とにかく卵でも幼虫でもサナギでも成虫でも、
ノミが潜んでいる可能性のあるところは徹底的にキレイにします。
猫たちの寝床である猫ベッドは毎日コロコロを。
そして1週間を超えないうちに洗濯をして乾燥機でしっかり乾燥させます。
猫ベッドなどに掛けてあるタオルは毎日コロコロ、そして、3日と開けず洗濯、乾燥。
私と夫の寝具は、カバー類の洗えるものは毎日洗濯、乾燥。
大きいものは毎日とは言いませんが短いスパンで洗濯をします。
早早洗えない敷き布団などはコロコロや掃除機で吸い取ります。
お部屋は毎日掃除機を掛けて、雑巾掛け。
拭き掃除は必須です。
今は一部屋ずつ日を分けて拭き掃除をしていますが(掃除機掛けは全室)、
最初の半月はすべての部屋を毎日拭きまくっていました。
拭くところは床だけでなく、チェストの棚や机、建具の出っ張ったところも。
トイレ内の床も忘れずに拭きます(人が足に付けて持ち込む可能性があるので)。
トイレと言えば猫トイレ。砂の間に潜んでいる場合も多くあるそうなので、
日々の掃除に加え、猫砂の全取り換えを10日に一度はします。
その時に猫トイレもお風呂場で洗い、最後に熱いお湯を掛けてよく拭き取ります。
とにかく猫たちの居る場所、通る場所はすべて拭き掃除をします。
キャットタワーの一番上も脚立を使ってしっかり拭きます。
ノミの生息場所は猫の寝床が一番多いらしいのですが、
ホコリが溜まりやすいフローリングの継ぎ目、カーペット、マットなど布製品、
ほどよく温かく湿り気がある場所も温床になるそう。
中でも暖房器具のこたつは、「ホコリが溜まりやすい」「布製品」「温かい」と、
ノミが好む三つの条件を兼ね備えているので注意が必要です。
また、テレビやパソコンなど熱を持つ電気機器やその配線の近く、
適度な湿り気と温かさを持つ観葉植物などのところも忘れずに
掃除機掛けと拭き掃除をします。
拭き掃除ですが、まず、住宅用洗剤を濃い目に溶かした水に浸して絞った雑巾で拭き、
その後水拭き、二度拭きをすればベストらしいのですが、
もし洗剤の拭き残しをしたら猫達に心配。なので私は洗剤は使わず、
熱めのお湯に浸した雑巾での水拭きを2回丁寧に行っています。
お掃除を終えた後の雑巾は熱湯消毒。
掃除機を掛け終えた後の掃除機内のゴミ捨ては、必ず屋外で。
私は駐車場まで下りてそこに新聞紙を広げ、掃除機のダストカップ内のゴミを落とし
しっかり包んで小さいビニール袋に入れて口を縛ったものを部屋へ持ち帰っています。
...ここまで読んで、大変~!そんなの毎日出来ない!と思われましたか?
私は専業主婦なのでこういったことが毎日出来るのだろうと思います。
でも、正直に言って、毎日約75㎡を掃除機掛け&拭き掃除は大変です。くたくたです。
でもこれを一か月の間だけ、徹底的に頑張れば、家の中のノミは撲滅出来るのです。
ノミの基を絶ったら後はお掃除を頑張るのみ。
幾度もノミ取り薬のスポット剤を使うこと、駆除の為の殺虫剤を使うことなど、
この子たちに危険な薬剤を近づけなくて済むと思うなら、
たった一か月ですもの、頑張れます。
お仕事などでお忙しい方はご家族と協力して行ったり、
お掃除の専門業者に頼む方法もありますし、
また、お掃除だけでなく、ノミ予防&駆除用品にしても、
その方の考えやライフスタイルに合わせたノミ対策をされると良いと思います。
でも、猫ノミ対策、駆除に一番大切なのはお掃除だということを
どうぞ忘れないでくださいね。
*絶賛 猫ノミ撲滅お掃除キャンペーン実施中 1/2