猫のトイレは何で洗いますか?
2012年 03月 09日
オーガニック猫砂 ナッティキャットの使い方も。
おはようございます。
今日は猫のトイレ洗いについて綴ります。
少し前のことになりますが、コメント欄にて、
エッセンシャルオイルについてのご質問を頂きました。
(I さま、その節はありがとうございました♪)
その時に猫のトイレを洗う洗剤のお話しにもなったのですが......
ここにいらしてくださっている猫飼いの皆さま。
猫トイレ、まだ、洗剤を使って洗っていますか?
それとも、まだ、塩素系漂白剤やカビ取り剤?
... うふふ。
大事なことなので太字にしてみましたよ☆
さて、早速トイレを洗って行きましょう。
ナッティキャットの使い方、トイレにセットの仕方も後程お伝えしますね。
猫砂の全取り替えですが、私は一か月に一度位でしょうか。
その時の砂の汚れと減り具合にもよりますが、
スノコ式のトイレにナッティキャット5キロの袋から、最初に約4キロ位を入れ、
減ったら少しずつ足して使い切るという感じで使っています。
前回の全取り替えから丁度一か月が経ちました。
大分砂の量も減りました。
全部の砂を取り除き、ゴミ袋に入れました。
スノコ部分に少しうんこがついていました。
これは今朝のアケウの仕業。大分砂が少なくなっていたのね。
アケウは砂を念入りに深く掘ってうんこをするので、
砂が少ないとこんなことになってしまいます。
ところで、
ナッティキャットは燃えるゴミとして処理出来ます。また、牧草なので土に返ります。
「使用後のチップはお庭の花壇に埋め込めば、植物の堆肥として活用出来ます」と、
袋の裏にも書かれています... が、如何せん我が家はアパートメントでお庭が無いので、
全取り替えの時は燃えるゴミに出します。
ゴミ処理はお住まいの地域のルールに従ってくださいね。
*お庭がある方はぜひ堆肥としてご活用ください。
普段小さくこぼれたチップを近くの観葉植物の鉢にぽいぽいと入れるのですが、
臭いもせず緑たちの様子もなかなか良い感じですよ♪
*2012/04/26 追記
上に書いた様に、観葉植物の上に投げ込んだままにしておくと、
ペレット自体がカビてしまうことがわかりました。
これはナッティキャットが自然の成分のみで作られ、且つ、
養分が豊富にがあるという証拠なのですが、
ほわほわとかびるというのは困っちゃうので(笑)
カビを発生させない様、空気を遮断するために、土の中に埋め込んだ方が良いです。
ナッティキャットのパッケージにも、「埋め込めば~」と、ちゃんと書かれていましたね。
大変失礼致しました。
次にスノコに目詰まりしている砂を取り除きます。
私は楊枝を使います。
最初にとんとん!と、トイレを叩くと、ほとんどの詰まった砂は下に落ちます。
いくつか残って目詰まりしている砂を楊枝でぷつぷつ下に落とします。
聞くと面倒そうですが、すぐに取れますから大丈夫。
それより、これをそのまま水で流そうとすると大変なことになりますよ!
スノコに目詰まりしたまま水を含んで膨張したチップは
強い水流でもなかなかどうして落ちません。
それから楊枝で取ろうとしても、がっちり詰まってなかなか取れないの。
なので、面倒な様でもここでしっかり取り除いておくこと。
そして、裏についている砂やこびりついた汚れも、
ごしごし拭いて取り除いておきます。
キッチンペーパーやティシューでも良いですし、
捨てても良いぼろ布があればそれを。リサイクルで地球に優しいですね。
新聞紙などはインクが付いてしまうのでNGですが、とにかくここで、
落とせる汚れ、目に見える汚れはしっかり落としておきます。
乾いている段階でしっかりキレイにしてから、洗います。
私はお風呂場のバスタブの中で洗っています。
熱めのお湯をシャワーから出して掛けながら、柔らかいスポンジを使って、
細部まで念入りに素洗いします。洗剤は使いませんよ。
お湯で手荒れをしない様にグローヴはつけてくださいね。
それと換気扇は回しておきましょう。
春先ですが、冷え込んでいた日だったので、お湯の温度は42度に設定していました。
シャワーから出てきて40度位でしょうか。もう少し熱くても大丈夫かしら?
猫トイレが変形しない程度の程良い熱さ、季節や気温によっても変えてくださいね。
念入りに素洗いが終わったら、トイレを重ねます。
(上のカバーは上下逆に重ねています)
熱いお湯を上までなみなみに張ってから、
クエン酸を入れます。
地の塩社のNEWクエン酸です。
地の塩社はNo animal testing、動物実験をしていない会社です。
入れる量は... どの位かしら?さらさらさら~位(笑)
その時によって加減していますが、いつもはっきりと計量はしません。
一番肝心なところなのにごめんなさい。
あ、でもちゃんと後でわかる様に説明しますね。
でも、その前に。
もっと、肝心なこと。
熱いお湯とスポンジを使い素洗いを念入りにすると、洗剤を使わなくとも、
ほとんどの汚れは落ちてしまうんですね。 猫砂も、こびりついたうんこも。
その前の乾いた段階で、目詰まりの砂も落とし、汚れも拭き取ってありますしね。
そうすると残るのは何だと思いますか?
臭い汚れだけなんですよ。
臭い汚れは、洗剤をどばどば掛けて、泡をぶくぶくさせて洗おうが、落ちません。
成分によって落ちる(薄まる)ものもありますが、クエン酸にはかないません。
尿の臭い、アンモニア臭はアルカリ性。それを酸性にして中和してくれるのがクエン酸。
中和しないと臭い汚れは薄まるだけで落ちないんです。
さて、クエン酸の量ですが。
熱いお湯を張った猫トイレにクエン酸を入れてしばらくすると、
クエン酸の酸とアンモニアのアルカリが戦う独特の匂いがしてきます。
これがしない様ならクエン酸が足りません。追加してくださいね。
中和の最中に出るこの匂いがするかしないかで、
クエン酸の量を決めると良いでしょう。
初めてクエン酸を使う方は、
これまでの臭い汚れや、今まで使った洗剤残りを除去するために、
少し多めに入れた方が効果的です。
しばらく放置して充分臭い汚れを落としたら、
そのままスポンジを使って丁寧に、優しくこすります。
もし、どうしても落ちないこびりつき汚れがあったら、
クエン酸を少量スポンジに取り、それで優しくこすります。
粗い顆粒なのでよく落ちますよ。
猫トイレはほとんどが合成樹脂、ポリプロピレンだと思うのですが、
傷付きやすいので、タワシなどは使わないでくださいね。
タワシを使うと目に見えない沢山の傷が付いてしまい、
そこに臭い汚れが入り込んで取れ難くなってしまいます。
猫トイレを洗うスポンジは柔らかいもの、
溝もしっかり洗える小さいものがおすすめです。
洗ったら念入りにすすぎます。
この時はもうクエン酸の香りだけになりますので、
その香りがしなくなるまで熱めのお湯ですすぎます。
念入りにすすいだら、乾いたタオルなどを使ってよく拭き取ります。
タオルはキレイに洗って乾燥させたものを使ってくださいね。
私は古タオルを3枚位用意して使っています。
最初のタオルで全体の水分をざっと拭き取り、
二枚目は溝など、細かいところを拭き取ります。
最後はよく乾燥させる様、更に拭き取るため。
自然乾燥は絶対にしないでくださいね。
水分が付いたまま放置すると、そこに雑菌が付いてしまいます。
そして乾く途中の程良く湿り気を帯びたところでその雑菌が繁殖するの。
だからどんなにキレイに洗っても、自然乾燥では意味が無くなります。
お日様に干して... というのも、大気汚染物質、黄砂などの影響を考えれば、
過去の常識と考えた方が良いですね。
生乾きでは臭いも付いてしまうし、雑菌繁殖を防ぐためにも、
キレイなタオルでしっかりと、乾燥するまで拭き取ること。
さあこれで、すっかりキレイになりました♪
クエン酸の効果で汚れも臭いも無くなり、キュッキュッとしています♪
触って匂いを嗅いでみてくださいね♪
早速、ナッティキャットの使い方。
ナッティキャットをセットしていきます。
まずスノコ下のトレイに、薄手のペットシーツを敷きます。
我が家のトイレはリッチェルのコロルネコトイレ55Hすのこ付きグリーン。
シーツは安価で薄手のワイドサイズを使っています。
おしっこの色がチェック出来る白色がおすすめです。
ナッティキャットは他の砕けて落ちる猫砂と違って、
使い始めに細かいチップが落ちてしまえば、その後は然程落ちないので、
目で見るおしっこチェックが簡単です。
シーツを敷いたらスノコをセット。
シーツを巻き込まない様に。
... しつこい様ですが、ここでもう一度、スノコを嗅いでみてください(笑)
臭いはまったくありませんよ。
上のカバー(緑色)をセットしたら、ナッティキャットを入れます。
我が家では約4キロ位を入れていますが、
愛猫さんの好みの量にしてあげてくださいね。
さて、先程もお伝えしましたが、猫のトイレで一番気になる臭い汚れ、
尿臭、アンモニア臭はアルカリ性でしたね。
ところで、塩素系漂白剤やカビ取り剤のpHってご存知ですか?
塩素系洗剤の主成分、次亜塩素酸ナトリウムはpH11.0でアルカリ性なんですよ。
尿臭、アンモニア臭のアルカリ性に、同じアルカリ性の塩素系洗剤を掛けても、
何の意味もありません。
中和されずそのままで、本当に何の意味も無い。
あの独特のツーン!とした塩素系の匂いに、
臭いが無くなった、キレイになったと勘違いしているだけなのです。
「猫のおしっこは臭いが強く、臭い!」... と思った往年の猫飼いの方々が、
強い匂いの洗剤をぶつけたら効果があるだろう、消毒臭い匂いでもあるし... と、
塩素系洗剤を使い始めたと察しますが...
昨今これだけ正しい情報が手に入れられるのだもの、
これからは科学的に行きませんか?
それと、猫トイレの消毒に塩素系漂白剤などを使うことも同じこと。
塩素系漂白剤を使って猫トイレを洗ったとしても、自然乾燥ならば雑菌は繁殖します。
逆に、自然乾燥で雑菌が繁殖しないのであれば、
その成分が猫トイレに付着しているということ。
次亜塩素酸ナトリウムは非常に強い薬剤で、微量でも猫の肝臓に残留します。
では... 成分が残らない様よくすすいで拭き取りますか?
それならば... 塩素系漂白剤を使うまででも無いのでは?
その前に... 消毒が必要と考えるなら、数か月に一度のトイレ洗いの時だけでなく、
毎日毎回必要なのではないかしら。
自己満足の除菌、消毒をしなくとも、
よく洗って水分をきっちり拭き取ることで、ほとんどの雑菌は排除出来ます。
それから自然に増えてしまう菌については神経質にならず、
獲得免疫になると考えて、受け入れる気持ちでいたいですね。
そして菌に負けない丈夫で強い免疫力を持てるよう、
ごはんやサプリメントなどに気を遣う。
我が仔を守ろうとする気持ちはとても大切ですが、
もしそれが少しでも心に引っかかることならば、
間違っていないか立ち止まって考えることも必要。
地球に厳しくしたしっぺ返しが最後に戻るのは
他ならぬ我が仔のところです。
旧来の悪習は止めて、過去の常識に捕らわれるのは止めて、
ナチュラルで素敵な猫飼いスタイルの
新しいアーカイブを作って行きませんか?
今、愛猫と暮らしている私達がその主役です。
*以前に綴ったナッティキャットはこちら。おすすめの猫砂です。
2011年9月『仔猫に安全な猫砂 ナッティキャット』
2009年8月『固まらない安全な猫砂』
*ナッティキャットはこちらから取り寄せられます。
http://ninnananna.jp/nanna-goods/NattyCat/NattyCat_index.htm
ナッティキャットを初め、フード、サプリメント、何でも相談出来ますよ。
*猫砂、フード、サプリメントなど、愛猫のためのものを、
安いからと言って、売りっぱなしのお店から買っていませんか?
猫を心から愛し、親身になって相談に乗ってくれるお店と長くお付き合いし、
大切な友人と結ぶ様な信頼関係を少しずつ築きましょう。
ネットショップで最安値を探してその時だけのお金の得より、
25年生きるであろう我が仔がもしもの時に頼れる方を選びましょう。