穏やかな大晦日を幾久しく
2012年 01月 12日
おはようございます。
鏡開きも過ぎ、すっかりお正月も終わった感がありますが
大晦日や三が日などのことを遡って
日記に綴っておこうと思います。
...昨年も同じ様なことを書いた覚えが(笑)
さて今日は大晦日のことを。
昨年の大晦日は大掃除から始まり、年末のお買い物、
おせちを詰めたり、当日夜のごはん準備などなど、
とても慌ただしく大変な一日だったので、
今年はそうならない様にと断捨離はせずに(笑)
日にゆとりをもって大掃除を終えていました。
なので大晦日当日はベランダ掃除と、お部屋を軽くお掃除しただけ。
ベランダは夏にしっかりお掃除していたのでキレイなものだったし、
お部屋のお掃除は前日30日にもしていたので
簡単に済ませることが出来ました。
夫に手伝ってもらったのは内側の窓拭きだけだったので、
少しはゆっくりしてもらうことが出来たと思います...
...が、夕方からはそうでもなかったかも(笑)
朝、私が言ったのね、
「今日は大晦日でとっても忙しいの」って。
だからお夕飯は簡単なものにさせて頂きますよって。
そしたら...
じゃあ、俺が作るよ。
...と言うのでお願いすることにしたの。
結局、夫一人で買い出し、
帰ってからおせち準備も手伝ってもらって、
その後夜ごはんを作ってもらったので、
夕方からは大忙しになってしまった夫なのでした。
お買い物を終えて帰ってきた夫と
まずはおせち準備。
もうこのおせちも三年目になります。
他のにしてみようかな~とか、全然思わないの。
とっても美味しいから。
味が良い上、化学調味料無添加だから、申し分のないおせちなのです。
二人に丁度良い小さいサイズなのも嬉しい。
夫が袋を開けたものを、私が包丁で切ったり。
夫が詰めるのを、私が見守ったり。
二人であれこれ話しながら
一緒に詰めます。
これは毎年変わらないこと。
おせちを詰め終わって片付けたら
すぐに大晦日ごはん準備。
ちゅらが見守ります。
ところでちゅらは、料理をする夫の手元をよく見ている。
私の時はなぜか食器棚の上から見下ろしている(笑)ことが多い。
「ちゅらー」と私が呼んでもこれしか振り向いてもらえない(笑)
夫がお料理を作ってくれている間に
私はゆっくりお風呂を頂きました。
...これも毎年変わらないこと?(笑)
今年の大晦日の夜ごはんは全部夫が用意。
いつものたっぷりサラダ一人分ポーション。
村上さんのトマト...が今年はまだある!
いつも秋口には終わってしまうのに。夏のトマトの味ではないにしろ美味しい。
黒胡麻豆腐。
夫がこしらえてくれたお料理♪
蓮根のミルフィーユとピリ辛豆腐。
どちらも庄司いずみさんの野菜のごはんから。
蓮根のミルフィーユはカリカリともっちり、二つの食感が美味しい。
青海苔の風味が後を引いて。
本当に美味しかった。
ピリ辛豆腐も外側はカリリ、中はふんわりの、二つの食感。
柚子胡椒の辛さとほんのり塩味、それにお豆腐の大豆の甘さが素晴らしく相俟って。
水切り豆腐に柚子胡椒を塗りつけ、片栗粉をまぶして
多めの油で焼いただけのものらしいのにどうして美味しい。
蓮根もお豆腐もおつまみにぴったりだった。
そんな私の
お決まりの。
2008 AIGLE NOIR CREMANT DE LIMOUX / GERARD BERTRAND
[2008] エーグル・ノワール・クレマン・ド・リムー /スパークリング/ ジェラール・ベルトラン フランス/ 750ml / 発泡白
香りが華やか。味わいは爽快でややドライ。
そ言えば以前これのロゼを飲んだ覚えが。
長く続く泡。
夫のお決まりの。は、撮り忘れ。
出羽桜の一耕を召し上がっていた様な。
あれ?それとも焼酎の山猿(黒木本店 尾鈴山蒸留所)だったかな...
サラダやおつまみをゆっくり食べて
テレビを見てたわいない会話。
でも時々乾杯。
沢山のことがあった今年を振り返り
それでも大晦日を迎えられたことに乾杯。
出てくる言葉は一つだけ。
ありがとう。
今年は握り鮨。
トレード、トレード!と大騒ぎしながら交換(笑)
あれこれ言いながらも、
「俺は何だって良いんだから」と
私が好みでないのばかり受け取ってくれる
優しい夫。
これは私の。
今年も大晦日に御馳走のお寿司が食べられたねぇと
しみじみ夫に感謝。
お魚さん達がくださった命に感謝して
美味しく頂きました。
大晦日の猫たちはなぜか寝てばかり。
お寿司のお刺身をはだることもなく寝てばかり。
(はだる、は、下北や津軽の方言でねだるや欲しがるの意)
お夕飯を終えた後はのんびりゆっくり
ぼんやりとテレビ。
その後、夫が後片付けをし食器を洗っている最中
私は今年最後の日記を綴る。
新年を迎える少し前に
夫が年越し蕎麦を湯がいてくれました。
これも毎年変わらないこと。
身体が温まる熱い蕎麦湯も美味しかった。
日々を粗末にせず
大事に毎日を生き
変わらぬ年を重ねていきたい。
いつもと同じ穏やかな大晦日を幾久しく。
それが何より有り難く幸せなことです。
+2011年『いつもの大晦日いつものお年取り』
+2010年『おおつごもり』